てっちりのてつは鉄砲の鉄から来ています。 要するに当たったら死ぬ、しかし、当時の鉄砲はめったに当たらない。だからふぐのちり(鍋料理の一種)は「てっちり」、ふぐの刺身は「てっさ」、ふぐの皮は「てっぴ」。 そして、ふぐのことはそのまま、てっぽうといっていました。 てっぽうという呼び名は、江戸時代から、関東の方で呼ばれていた隠語で、その当時は大きな声で、「今日は寒いからふぐ鍋でも食べようか」なんて言えませんでした。 今では、関西の方でだけ「てっさ」や「てっちり」と言いますがもともと江戸で使われていた言葉です。 |
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古来、日本ではふぐのことを、布久(ふく)とか布久閉(ふくへ)などと呼ばれていました。 江戸時代には、「ふく」、「ふぐ」、「ふくべ」、「ふくへ」、「ふくとう」などと呼ばれていました。 これは、いずれも腹をふくらます、「ふくるる」から由来しています。 英語でも、同じような意味から、globe fish、swell fishなどと言います。 |
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日本では縄文時代には、もうすでに食べられていたようで、貝塚の中からふぐの骨が発見されています。 エジプトの壁画にもふぐを食べていたらしい彫刻が残っています。とにかくかなりの昔から食べられていたと思われます。 でも、その時分は今のような料理方法はなく、単に焼いたり、煮たりして食べていたらしく、毒のある部分、特に内臓などは生焼けだったりしましたから、食べないで捨てていたんではないかと考えられています。 |
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ぽん酢の名前はポルトガル語の語源であるポン(Pom)に由来しています。なお、ポルトガル語で果樹園をポマール(pomar)といいます。オランダ語ではポンス(pons)という言葉があり、同様に柑橘類およびその果汁を意味します。 フルーツポンチのポンチとも同じ語源です。 |
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「ぽん酢」は、柑橘類の絞り汁に醤油を加え、味醂・鰹節・昆布を加えた調味料を意味します。現在では、こちらを指して「ぽん酢」と言うことも一般的ですが、本来果汁のみを指すものです。 当店のぽん酢はオリジナルでとらふぐに最適なものをお出ししております。 |
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